ななぶんのいち

つよく 素直に生きたい。

沖縄上陸した話

先週、沖縄弾丸旅行に行った話です。長くなりました。

 

飛行機の手配もしたし、カメラも持って予備のフィルムも持った。

夜1時頃に起床して、2時30分頃 家を出て友人を迎えに行った。

友人宅の近くのコンビニに到着してから、トイレに行ったり予約券を印刷したりと色々時間がかかってしまったが、予定の時間通りに終えることが出来た。

車の中で待っていると、約30分くらい遅れて友人が到着した。マイペースな人だと思っていたので待つ事は苦ではなかったし、むしろ起きててよかった、と思った。

そこから約1時間かけて空港へ。空港での発券は初めてで緊張したけど、なんとか飛行機に乗り込む事が出来た。

初めて乗る国内線、そして約2年振りくらいの飛行機だしでテンションが上がる。初めての沖縄をとても楽しみにしていた。

約2時間30分くらいのフライト時間、私と友人は睡眠するよりも、窓から見える青空と雲ばかり見ていた。(通路側だったが、途中キャビンアテンダントさんのご好意で窓際に移動できた。ありがとうございます。)

 

朝の8時30分頃、那覇空港へ到着した。

沖縄では長袖一枚くらいの人が多く、半袖の人も時々いた。同じ日本とは言え、どことなく異国の様な雰囲気を感じた。

まずは腹ごしらえ、と朝ご飯が食べられるお店を探しに国際通りの方へ向かった。

モノレールに乗り、牧志駅で降り、目当てのお店を目指して手元のケータイの地図を見ながら歩く。(あまり上手く地図が見られず、何度か行ったり来たりした)

やっとの事で辿り着いたお店は案の定、クローズの看板が出ていた。

ごめん、、と思いながら二軒目のお店に辿り着くが、ここも閉店。インターネットで見る営業時間と違っていたみたいだった。

申し訳ない気持ちで向かった三軒目のパンケーキのお店でようやく朝ご飯に近い昼ご飯を食べる事が出来た。たぶん11時くらいだったと思う。

お店に着く前に、いろんな商店街のお店を見ていたので、時間も結構かかっていた。ちなみにそこで可愛くて安いサコッシュを買った。

 

ご飯を食べ お腹がいっぱいになったので、首里城の方へ向かう事にした。友人が買いたかった作品が置いてあるギャラリーがあるのも、首里城の近くだった。ちなみに、日帰りなのでレンタカーを借りる予定も特に無かったのでまたモノレールだ。移動中もっぱら眠くなってしまう事が多い私は、電車の中眠っていたので、駅に着いた頃には元気だった。

駅から少し歩いた所にギャラリーがあり、まずはそこに行ってみる事にした。

素敵な油絵の作品やポストカードが並んでいるギャラリーには、恐らくその作品を作っているであろう画家の方も在廊していた。

友人は余程この方の描く作品が好きだったのだろう、たくさん作品を見て画家の方と話して、三つの作品を購入していた。私もすごく綺麗なポストカードを選んだ。

購入手続きをしている間、日帰りで沖縄に来ている事も話した。レンタカーは?と聞かれたので特に借りない旨も伝えた。

引き込まれる様な素敵な世界を描く方は、やはりその人自身もすごく素敵らしい。自分の車を使って観光しておいで、と言ってくださった。予想していなかった事態に戸惑い、ご遠慮したものの、もう一度勧めてくださるので結果ご好意に甘える事にした。

かわいい外車の、しかもオープンカーに出来るタイプ。人生初の沖縄で、人生初のオープンカー乗車をすると思わなかった。

横、上、後ろを見ても外の景色がクリアに見える。空気が美味しいし、頰を撫でる風もとても感じる。友人が運転してくれていたので乗っているだけだったが、何が何だか分からない状況だった。

ともかく車を貸していただいた貴重な時間を有効に使おうと、まず海へ向かった。近くの海へは約15分くらいで辿り着いた。

目で見ていた景色を共有したいくらいだが、本当に本当に綺麗だった。海が遠くの方までちゃんと水色で、浅瀬は底まで綺麗に見えた。透明度がおかしい。今まで見ていた海は本当に海だったのかと疑うくらいだった。「すごい」を連発していたが、それでしか表現できなかった。もどかしい。

人生初の「海」を経験した後、カフェで落ち着こうとなった。駐車場のある、しかも景色の良いカフェを探すのは少し大変だったが、なんとか見つけた。車で約1時間くらいする離島にある、ハンモックのカフェだった。

離島に行くまでの橋から見える景色はもちろん、カフェからの眺めも最高だったし、人生初のハンモックだった。一度はあの網々に包まれてみたいと思っていた。包まれた。ビールも飲んで幸せだった。眠った。

たぶん一時間くらい寝てしまって友人に起こされた。本当申し訳なかった。気持ちよかった。

そこから沈んでいく夕陽を見ながら、ギャラリーまでの帰路に着いた。

夕陽が沈んだら辺りは暗く、頭上にはあまり見えなかったけど星もあったように思えた。18時30分頃にギャラリーに到着し、伝えきれない感謝をたどたどしく伝え、夜ご飯を食べに向かった。

国際通りにはたくさんのお店があったし、ネットで調べたソーキそばを目指して歩いていたが、途中のお店の看板に惹かれ結局そこに入店する。安い居酒屋の様なところで、あまり大きな声で言えないがハズレのお店だった。

え、めっちゃ美味しい!!!とまでいかないけど、あ、美味しい と思うような沖縄そばを食べた。(ソーキそばと沖縄そばは違うという事に初めて気がついた。)

食べた後、少しお土産を見ながら空港へと向かった。22時発の飛行機だった。

発券も済ませて、帰りの飛行機に乗り込んだ。疲れもあって友人は早めに寝てしまったが、旅行へ一緒に行ってくれたお礼に、ポストカードに感謝の気持ちとイラストを隣で書いていた。書いた後には私も眠りについた。

空港に帰って来たのは23時55分くらいだった。沖縄との気温差に身を震わせながらも、屋上に停めていた車に乗り込んだ。暖かくすると眠くなったが、何とか友人の最寄りのコンビニまで辿り着いた。ポストカードを渡し、雨の降る中歩いていく友人を見送った後、自宅へと向かった。正直すごく眠かったので、眠気覚ましに大声で歌いながら帰った。口を開けて寝ていたのか、歌う前から喉が痛かった。

家に着くと2時45分くらいだった。疲れと充実感と幸せで、すぐ眠りについた。

 

「人生初」が多い一日で、素敵な一日だった。