ななぶんのいち

つよく 素直に生きたい。

ひとりで過ごす時間

お題機能があることに初めて気がついた。

色々スロットを回すうちに、これに辿り着いた。

今の私にはこれよりぴったりのお題は無いように思った。

 

 

ひとりで過ごす時間、が最近とても多い。

友人と過ごすことで心の安全を保っていた私にとっては、なんだかとても居心地の悪いものに思えた。

時間があれば例え1時間でも30分でも、会いたい人に会いに行っていた。

一日に何人もの友人と会うこともあった。

 

今の私はというと、お昼に起きてとりあえずスマートフォンを触り、夕方になりもう一度寝る、そこから色々して朝の3時や4時に就寝という生活が主だった。

誰とも会わない日もある。会う為の準備がとてつもなく面倒くさい。

起きている間にするのはスマートフォン以外に、音消しをした映像だけのテレビと机の上のみかんを眺めるくらいだった。

こたつは暖かいし、天気も良いから日差しも入ってくる。

贅沢なひとりの時間を過ごしている。

 

でも人と会わない事で、私は空っぽになっていく気がした。

会いたいと伝える事で、人間的な弱さを露呈しているような気がした。

ひとりの時間は、長ければ長いほど私をゆっくりと殺していくような気がした。

 

こんな時にだって、側にいてほしい誰かがいる。手を繋いでいてほしいと願っている。

その温もりを感じながら今日を終える事が出来たら、どんなに幸せか。

そしてその日限りの幸せを胸に、溶けて無くなってしまいたい。

そんな取り留めのない事をぐるぐるぐるぐる考えさせる"ひとりの時間"とは、まだ仲良くなれそうにない。

けれど ちょっとずつ愛していきたいと思う。

 

 

お題「ひとりの時間の過ごし方」